九州大学
大学院システム情報科学研究院 情報エレクトロニクス部門
工学部電気情報工学科
多喜川研究室 (ナノ・マイクロ実装研究室)

多喜川研究室(ナノ・マイクロ実装研究室)は、自由闊達で社会に開かれた研究室運営を通じ社会に貢献していきます。

私たちの生活をより豊かにするために、IoT (Internet of Things)やAI (人口知能)の普及は今後ますます加速されていくでしょう。これには従来のハードウェアの性能では対応できず、桁違いな情報処理能力向上や新機能集積のための革新的基盤技術の確立が社会の課題となっています。

当研究室では、未来のIoT やAIの基盤となる情報デバイス・システム実現のキーとなる次世代の高密度実装・集積技術の研究開発を進めております。さらに、この学術的な体系化を図るとともに、IoT社会を具現化するために必須な超小型・高機能・低消費電力型の高度なセンサ・情報通信システム及びAIデバイス等の創出を目指します。

大学の学術研究にとどまらず国内外の研究機関や企業等との積極的な連携を通じ、「いつでもどこでも、必要な誰とでも何とでも繋がる」未来社会の実現に寄与していきます。

なお、同部門の金谷研究室・加藤研究室との連携も一部しております。

【キーワード】実装・集積、IoTセンサ、超高速光変調器、室温接合、異種材料集積、3次元微細加工、光導波路形成法、MEMSパッケージング、ニオブ酸リチウム(LiNbO₃)、半導体